【幻の瀧 蔵開き 4月6日へ変更のお知らせ】

【蔵開き開催日変更のお知らせ】
先日ご連絡させていただきました、当蔵の蔵開きですが3月20日から4月6日(土)に変更させていただくことになりました。
もろみの発酵が今シーズンはちょっと遅れ気味となっておりまして、当初は「大丈夫」3月20日までにはお米の蒸しも終わっているはずだったのですが、それがだんだんずれて来てしまっています。

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※仕込蔵の中の「もろみ」の前段階のミニもろみである「酒母(しゅぼ)」。
オリジナル金沢酵母を使用しているが、発酵がちょっと緩慢とのこと。香りは華やかでシャープ、とてもいいんだけどな~~。

遅れの理由としては
猛暑の影響でコメが結構硬かった
→コメが硬いので、蒸し上げる際にあまり水を吸わなかった
→蒸し米が固いので、もろみの中でも蒸し米が固形のまま残ることが多い(=溶解しなかった)
→もろみの中の蒸し米があまり溶けない、つまりコメのデンプンがブドウ糖等に変化しにくい(=糖化しにくい)ので、ブドウ糖を食べてアルコール発酵する酵母の活動が弱まる、遅くなる。
そういう理由が考えられますが、またこの冬1月2月は例年よりも寒さが厳しく、それで仕込み蔵の室温も下がり発酵タンク内のもろみの温度も下がり、発酵が遅くなってしまったということも加わっていると思われます。
 蔵人たちはやきもきしていますが、生き物相手なのでこればかりは人間の思い通りにはなかなかいきません。酵母が発酵しやすい環境を作ってやり、すこしでも前進していってもらいたいと思っています。
ということですので、何卒ご了解の程、よろしくお願いいたします。
【幻の瀧 蔵開き】
日時:2013年4月6日(土)、10:00~15:00
場所:皇国晴酒造㈱蔵内 (富山県黒部市生地296)
内容:新酒試飲、限定酒販売、酒粕詰め放題、蔵見学、その他等
備考:入場無料、雨天決行

女性のための日本酒セミナーを行いました

昨日、富山市の国際会議場で酒造組合主催の女性のための日本酒セミナーが開催されました。
対象は富山大学を主とした女子学生と先生等。
ということで、社長Sも講師の一人として参加。
社長Sの仕事は日本酒のテイスティング、いわゆるきき酒の実践担当。
最初に玉旭酒造の玉生安津子さんが30分ほど日本酒についての講義を行い、その後テイスティングとなりました。

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※玉生さんの講義。
実戦形式のゲームという形で5種類の酒をきいてマッチさせるというもので、15分で行ってもらった結果・・・
40名近くの出席者のうち全問正解は1名、3問正解(5つのマッチングなので、4問正解というものはない)は7名でありました。

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※きき酒の模様。このようなことに慣れていないので皆さん悪戦苦闘の様子。
最後に富美菊の羽根千鶴子さんが講評を行い無事終了。
皆ワイワイ楽しみながらきき酒を経験し、とても充実した2時間になったのではないかと思われます。
組合の田近・水尾さん、玉生さん、羽根さんどうもありがとうございました。

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※昨日の模様を伝える北日本新聞(29ページ左下)。

第2回 幻の瀧を楽しむ会 のお知らせ

来る2月20日(水)、魚津の浜多屋さんにて、当蔵の酒とおいしい料理を楽しむ会を開催する運びとなりました。
この企画、当蔵営業の霜野と浜多屋の浜多店長が考えたものですが、きっと楽しい会になりそうです。
当蔵製造の塩麹と新酒の板粕を用いた料理も出てくるとのことで、皆さん是非是非ご参加下さい。

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※おいしい料理と新酒のコラボです。是非ともどうぞ!
日時:平成25年2月20日(水)、19時開始(18:30より受付)
場所:浜多屋 魚津駅前店(富山県魚津市釈迦堂1-15-8)
会費:5、000円(税込、酒代込)
定員:20名

19日、「越中富山 食の王国フェスタ2013]が開催されます

今月19日(土)、富山県は氷見の地にて、「越中富山 食の王国フェスタ」が開催されます。

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※このコース内容を見ると、県下の酒蔵の大吟醸酒等が飲み放題6、000円ぽっきりとは信じられない程のグレード。今回この会に参加されなかった方、是非次回どうぞ!
副題が「越中料理と地酒を楽しむ会」と銘打って定員60名でやるわけですが、酒は富山県中の蔵元のものが飲み放題、コース料理込で6、000円はとっても破格。
富山県が絡んでいるので、とってもリーズナブルというか普通こんなのアリエナイ!という感じでしょうか・・・
この楽しむ会は満員となってしまったのですが、他にも氷見の番屋街でブリや新鮮な魚介類、農産物の販売をする予定ですので、皆さんふるっていらっしゃいませ。

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※パンフレットの裏。いろいろイベントが目白押し。(事前申し込み不要のイベントもあり)
 氷見といえば、清酒「曙」で知られた高澤酒造場さんが氷見の中心街にありますので、お土産は高澤さんのお酒でいかがでしょうか~。
高澤酒造場 http://www1.cnh.ne.jp/akebono/

本年もよろしくお願いいたします

お久しぶりです。
本年もよろしくお願いいたします。
ということで、久しぶりのブログとなりました。
2日前の話。
香港から酒類商社のエリックさんと東京の商社の方が北陸めぐりをされているとのことで、当蔵にも立ち寄りしていただきました。
この日はいつになくいい天気でして、普段の鉛色の北陸とは思えないほど空は青く山の稜線もくっきりと見えていました。

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※地元の海から見た立山連峰。この日はくっきり。

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※雪に覆われた海岸。波は穏やかで、海はエメラルドグリーン色をしている(水が冷たく藻が生えないため)。
当蔵に見学に来られる方には必ずといっていいほど、地元生地の清水の紹介をするのですが、今回もやはり近所の湧水と蔵内の湧水の水の飲み比べをしました。。。

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※蔵内の湧水の味見をするお二人。湧水の水脈の深さにより味が違うので、それに驚いているご様子。
 仕込み蔵の中も説明し終わった時がちょうどお昼。
ということで、3人で酒蔵から目と鼻の先にある「魚の駅 生地」へ行き、魚ものを食べてきました。。
当日は天然ぶりが上がったということで、海鮮丼にプラスしてドーンとブリの刺身が出てきたのにはビックリ!
(実は、ブリを刺身で食べるのは今シーズン初めて!! あまり地元民はブリを頻繁には食べないのデス)

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※ブリを撮ろうとしているエリックさん。 彼はブリが好物で(もちろん香港でもブリは食べられているのだそう)、今回の分厚い刺身には感動していたご様子。
かなりの量の刺身が出てきたのですがあっという間に完食。とにかくブリ好きを公言している香港人のエリックさんも、「こんな新鮮で美味しいイエローテール(=ブリ)初めて食べたヨ!」とご満悦(しかも蔵見学の時には見せることのなかった笑みすら浮かんでおり・・・)。
ブリのおかげで富山が大好きになったエリックさん、今度は奥さん連れて来ます~とのことでした。。。
(ブリが取り持つ民間外交ってな感じですか?)