数日前の話。
おいらと社長Sは、富山県内の営農法人「サカタニ農産」の山田錦の田植え風景を見に行って来ました。
場所は砺波インターを降りて車で10分。黒部生まれ、黒部育ちのおいらにしてみれば、どこをどう移動しているのか全くわからない状態。ま、砺波平野の田んぼであることは間違いなし!
※サカタニ農産さんいわく、富山県内で山田錦を契約栽培依頼しているところは当蔵だけとのこと。今まで以上に山田錦を大切に扱わなければと思った次第
早速田植え場所に移動してみると、何とも大きな田植機が動いておりました。
10列(=10条)仕様で、富山県ではこの田植機が一番大型とのこと。
2人が乗り込み、1人は運転、もう一人は苗を補充する役になるらしい。
※このどでかいマシーンに乗ってバランスを保ちながら苗を補充し続けるのはかなりの労力が必要。
へーっ、とおいら達が感心していると「苗の補充の体験をどうぞ!」ということで、社長Sが田植機に乗っていざ出陣。
田んぼはもちろんぬかるんでいるので、立っているだけでも精一杯。つかまっている手を離して苗を台から引き抜き所定の場所に補充させようとするがなかなか上手くいかないのでありました。
(ロデオマシーンの上に立っている気分)
あちこちゴツゴツぶつかり、ほとんどお手伝いになっていないS。むしろ足を引張っている状態でありました。
※山田錦の苗。さすがにプロの農家さんでもコシヒカリ等の他の苗と見分けがつかないとのこと。
生育中にだんだんとその種類の個性が出てくるらしい。
この山田錦の苗、晩秋には収穫されるとのこと。是非ともすくすく育って美味しい大吟醸になってちょうだいね、と思ったおいらでした。