飲食業の方への日本酒研修会ありました

今週あたまの話。
「地酒で乾杯富山推進会議」の事業活動の一環として、地元富山県の飲食業の方々を対象に研修会を行いました~(場所、富山県民会館)
2部構成になっていて、第一部は金沢国税局の武田氏による「清酒業界の現状について」、田尻本店の田尻氏による「日本酒入門講座」を粛々と行いました。
第2部では4種類のお酒のきき当てテイスティング及び出席蔵元への質疑応答。

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※4種類の酒の味を覚えてどの酒がどんな銘柄なのかを当てる、いわゆる「マッチングテスト」。今回は基本の「き」でちょっと遊び感覚でやって頂いた。簡単そうに見えて実はなかなか難しく奥が深い。
出席された飲食業の方々、なんと50名!ほどで、会場は熱気にあふれんばかりでありました。
参加の皆さん、きき当てになると目の色がキリッと変わり、まさに「勝負師」の目!
全問正解の方もそうでない方もおられたとは思いますが、今後もこのような催しを開いて、飲食業の方が更に日本酒の知識を深めて頂ければな~と思っております。

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※最終的には日本酒といろいろな調味料の相性や、食べ物と他アルコール飲料との相性等も実際に確かる時間も設け、結構熱気ある研修会に。
ちなみに、第二回(!)も行うということらしいんだけど、内容はどうするんだろう??

黒部フェア開催されました

昨日今日と、黒部市総合体育館にて商工会議所主催の「黒部フェア」が行われました。

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※室内の当社ブース。今回は小物を中心に選定。ゆずジュースやリキュール、オーソドックスに本醸造も人気アリ。

2日間、ずっと快晴だったので結構人も多かったな~、と思ったおいらでした。

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※もちろん東北応援ブースも立ちあげ、販売。

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※「伏見男山」とあるが、京都の伏見ではない。気仙沼にある蔵元で、当社社長Sの知り合いの蔵元らしい。
「菅原さん、しっかりと売らせて頂きました!!(S談)」

黒部の特産品がズラリと並び、黒部の商品ってこんなに多かったのか、と改めて知ることが出来ました。

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※「ニッショク」さんブースで当社の梅酒も委託販売。すごい人気。

台湾(台北)にて富山県物産展に行ってきました

今となっては1週間ほど前の話し。台湾のデパートにて富山物産展が開催され、社長Sとおいらは酒販売の代表として行ってきたのでありました。

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※展示会前日夜10時頃のそごう。それまでのイベントを片付けた後にこちらをセッティングするので、準備を終えたのは何と翌日になっておりました。
パソコンを持って行ってブログをアップしようとしたんだけど、どうしても上手くいかなかったのと長時間の立ち仕事でブログもなかなか思うように書けなかったというのが正直なところであります。
場所は台北の「そごう中孝店のB2(※日本の資本の「そごう」ではない)」。
営業時間は何と9:00~21:30。週末の金土は9:00~22:00の13時間!(これって日本ではちょっとあり得ない労働時間。しかも台湾の人って宵っ張りが多く朝はゆっくりと外出するパターンが多いのに!)

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※当蔵元のブースを担当してもらった地元の通訳アルバイトの許(きょ)さん。かなり商売上手の台湾ネイティブ。ちなみに、アルバイトの中には来日留学したことがないのに、日本人以上に日本語を堪能に操り、時事ネタに精通している若者もおりました。本当に驚愕モノ。。。
趣味と実益を兼ねてかどうかは不明だけど、とにかく一生懸命売りました。
と言ってもなにぶん日本語とインチキ英語しか使えない社長S。会話を地元の若い通訳アルバイト君達に任せて本人は「カンインカンリーン(いらしゃいませ、の意。本人はそう聞こえたらしい)」や「シーハーカンカン(どうぞお飲み下さい、の意。本人はそう聞こえているがネイティブに言わせると「何と言っているのかよくわからないネ~」とバッサリ)」の2つの言葉しか喋れない様子。
でもその何を言っているのか分からない台湾語を一生懸命喋っているのがいかにも「日本人」とのこと。(すごく舌ったらずで、ある意味カワイイらしい)
たまに日本語をしゃべるネイティブや在住邦人に日本語を話しかける程度であとはボディランゲージを多用しているSでありました。

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※駅で配られているフリーペーパーに「立山黒部」の広告が。。。富山県さん、しっかりとPRしてますね~。
7日間ぶっ通しで販売し、当社商品幻の瀧はおかげさまで完売。
長時間の立ちっぱなしで腰から下がかなりこわばり、下に落ちたものは腰を曲げて拾えない程だった中年日本人スタッフ8人は皆こう思っていたらしいね。「若いっていいなあ~」
(食べるのが最高の息抜きだった台湾、一体社長Sはどんなものを暴飲暴食していたのかは近々のブログにて発表か?)

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※何と5年前から「日本酒同好会」なるものを結成し、日本酒をこよなく愛しているという台湾ネイティブのカップル(同好会員は女性の方)に遭遇。日本を代表して感謝(謝謝)!!

燗酒コンテストで「本流」金賞受賞しました・・・

昨日のお話。
当蔵の本醸造酒「本流」が酒文化研究所主催の「第三回燗酒コンテスト」にて初出展で金賞を受賞しました。

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※当蔵のブース。狭いこともあり、最初から出展アイテムを3種類に限定。本流はもちろんお燗(ぬる燗)をして美味しいが、純米吟醸もお燗をつけるととても美味。富山名産「黒作り」が欲しくなるほど。
このお酒、地元富山では「豪華生一本」として愛飲されているお酒ですが、このお酒が燗をして美味しいということが広く認められて本当に光栄です。

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※会場の様子。限定150名ということでチケットは即完売。熱気ムンムンでした。
実はこのお酒、あまり流通させていないのですが、隠れた名酒としてPRしていきたいと思っております。
これからも「本流」をよろしくお願いいたします。

秋の風物詩「純米吟醸ひやおろし」発売します!

暑さしか感じなかった夏からようやく少し涼しさを伴う季節となりました。
秋と言えば「ひやおろし」。
本日から「幻の瀧 純米吟醸 ひやおろし」を発売します。

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※ひやおろし720ml (遮光効果のある、こじゃれた袋入り)
「ひやおろし」とは、冬季に搾ったお酒をひと夏越して熟成させたお酒のことです。
夏場は蔵内のタンク内のお酒の温度よりも気温の方が高いのですが、秋になり涼しくなるとその貯蔵の酒の温度と気温が同じくらいになります。そのちょうど同じになる位の時に瓶詰して出荷する酒のことを「ひやおろし」と言います。
つまり秋になるとお酒と同じくらいの品温に外の空気が「冷え」、その時大きなタンクから小さな瓶にお酒を「卸す(大きいものから小さいものに移しかえるという意)」ので【冷え】+【卸し】=ひやおろし という名前が付いたらしいですね。
では今年のひやおろしの味わいはどうか、と申しますと・・・
当蔵社長Sいわく「今年はしっかりと味が出ていますね。昨年収穫の米は猛暑の影響だと思われるけど、米によってはもろみ中で溶けたり溶けなかったり(溶ける=米がコウジ菌のもつ酵素で分解され液体になるということ)、酒蔵によっても極端だったと言われています。当蔵の酒も同様に造った最初はあまりエキス分が出なかったけど、後半の造りになってたくさん水を吸わせてもろみ中で溶けるようにしたので、当蔵のひやおろしはそこそこ旨味が乗っています」とのこと。

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※同じくひやおろし1800ml (遮光性を考え、これまた箱入り。おつかい物としてもお勧めです)
今なら冷やして、または常温でお召し上がり頂くと美味です。
食事との相性も良いので、是非是非どうぞ!!
幻の瀧 純米吟醸 ひやおろしは県内酒販店、一部県外酒販店でも取り扱っております。。。
当蔵ひやおろしHP(オンラインショップ) http://www.47club.jp/shop/g/g10017864/