11月に入り、仕込みが始まるシーズンがやってきました。
仕込みが始まると、今までシーンとしていた仕込蔵もちょっとずつ活気を帯びてきたような様子。
当社の蔵人、杜氏は新潟(小千谷)出身の桑原氏。桑原杜氏含め新潟は3名、そして地元黒部周辺からは5名の計8名で今年は造りに臨みます。
※米を蒸す道具(甑:こしき)を掃除しているところ。米の蒸しはいい麹になるかならないかを左右するところなので、十分過ぎるくらいに清潔に。
「実は本当は9人なんだけどね・・」と社長S。
「何で?もう一人はどこ??」とおいら。
「ふふふ、ここにいるじゃあない!」人差し指を自分に向けている社長Sでありました。
でも、出張やら通常の業務なんかで蔵人務まるのかいな??
「まぼ、ご心配なく。出来るだけ仕込みを手伝って体で覚えるようにするよ。今期は麹造りを重点的にやるんだよ」
どうやら社長Sは朝から夕方まで仕込み作業をするのではなく、ポイントをしぼって作業をするらしいね。
うまくいくといいけど・・・
※米麹を作るところ(麹室)の前を掃除。約半年以上の埃をしっかりと落とし、麹づくりに備える。
ちなみに、当蔵 最初に米を蒸すのは今月8日頃になる予定。最初のしぼりたて(大吟醸)は12月20前後予定です!期待していて下さい!