昨日の話。当蔵で隠れた名酒(と言ってもリキュールですが)「名水梅酒」の仕込みを行いました。。。
もちろん梅は地元富山県産の「稲積(いなづみ)梅」。この梅は日本の在来種で、とにかく実がしっかりとしているのが特長。
※これが名水梅酒の素。今年の梅はちょっと色付いていて若干やわらかいものもあったが、基本ガンガンに硬い。稲積梅の特長といえば特長。
実は、この梅500kgが到着するのが分かったのが前日!梅のヘタを取らなければならないので到着日の酒詰めを変更し、梅のヘタ取りと相成ったのでありました。
※「今年もこの季節がやってきたのね~」と従業員たちが談笑しながらヘタを取っている様子。が、10分もすれば皆寡黙に。しゃべりながらでは作業が終わらないことを悟ったのであろう(おそらく)。
梅酒仕込みは梅の新鮮さが命。もぎ取った梅は出来るだけ早くヘタ取り等の処理後に仕込まなければならないので社員皆に(事務担当の社員にも)出動依頼をしなければならないほどでありました。
皆の努力の甲斐あって、何とか2日かかりでヘタを取り終え、酒母用の小タンクに仕込みました。。。
さて、この梅がしっかりとエキスを出して梅酒として飲むことが出来るのは一体いつになることでしょう。柔らかめの南高のような梅だったら秋口には飲めるかもしれませんが、いかんせんこの梅はしっかり硬い稲積の梅。
半年かかるか1年かかるか、神のみぞ知るというところでしょうか・・・
(前回の梅酒は出荷出来るレベルになるまで約1年かかっておりマス)
※ヘタを取った梅たちをドバーっと酒母用の小タンクへ投入。
※その後、氷砂糖と隠し味にブドウ糖を投入。約50%の清酒ベース高濃度アルコールを入れ仕込は完了。
今回の梅酒は、多めに作ったので一般販売も可能。乞うご期待!!
(アルコール分は30%もある、飲み助の男たちでも飲める、甘さ控えめでしっかりとしたワイルドな梅酒です)
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